怯えた目で私を見上げ、それでも逃げようとするのに
立てないその姿に涙が溢れる。
病院に連れて行かなきゃ!と思ったのに
私一人の一存では決められないと一旦帰宅した。
私は専業主婦だから、お金を稼いできてもらってる。
旦那の判断なくして勝手に決めてはいけないと思ってるから。
帰宅して速攻で旦那に電話。
旦那はお前に任せると言ってくれたものの
やはり気になるのは治療費のこと。
助けたからには、うちの子として最後まで一緒に
暮らすのは当たり前。
でも、もしか伝染病だったら?
ちとと相性が悪かったら?
そのニャンコがもしか、もしか飼い猫だったら?
(ご飯をあげてる家の方は今までも数匹のニャンコにご飯を
あげてるけど、ただあげてるだけだと私は認識しているが。)
・・・と、いろいろ考えてしまう。
子供を学校に送り出し、猫ちゃんを飼ってる友達に
メールで相談してみた。
その方は本当に優しくて電話をくれたの。
暖かい言葉に涙がポロポロ。
本当に感謝してもし尽くせない程、感謝しています。
ありがとう!!
動物病院にも何件か電話して訊いてみたが
診察しなきゃ分からないとの答え(そりゃ、そうだよね)
とにかく、もう一度様子を見てこようと出かけた。
ニャンコはご飯を貰ってる家の玄関前まで移動していた。
玄関の敷居に頭をのせ、痛い足を上にして横になっていた。
目を瞑り、痛みに耐えていた。
声をあげて泣いてしまった・・・
今日は暑い。
お水を持ってこようとまた帰宅した。
帰宅しても涙は止まらない。
でも二の足を踏んでる私・・・
またも旦那に電話する。
旦那と二人、お金のことさえクリアできれば
すぐ助けてやりたいと。
その後のことは後で考えようと。
旦那が仕事から帰宅する夜、二人で様子を見にいこうと決めた。
そうしてお水とご飯を持って再び、行ってみたが
もうニャンコはいなかった。
近くをずっと捜したけど見つからなかった。
もしか、誰かが気づいて病院に連れて行ってくれたんなら
いいと願う。
私はウダウダ考えて助けてあげれなかった。
助けてあげたい気持ちと現実を考える気持ちと・・
どうしようもなく辛い。
「あのニャンコを助けてください!」と祈り
「ごめんね。」と謝ることしか出来ない。
朝からずっと泣いてばっかでアホかと思う。
私が泣いたってニャンコは助けられない。
玄関前で横になっていた姿が頭から離れない。
ごめんね。ごめんね。
私は思う。
尼崎での脱線事故で助かった方々は
亡くなった方々の分まで頑張って生きるとか
救助にあたった方々は
もっと助けられたんじゃないかと悔いているとか聞いた。
苦しみはいかばかりかと思う。
甚大さは違うけど、ニャンコを助けられずに苦しんで
初めて被害に合われた方々の本当の辛さが分かる。
今、自分ができる精一杯で生きていくのが
何よりだと思う。
上手く言えないけど・・・・・
夜、もう一度ニャンコを捜しに行ってくる。